|
銀座毛髪科学研究所では、昭和60年より毛髪の育毛に関して研究してまいりました。
今回は、「育毛剤」についての研究課題についてご報告いたします。
現代社会は、食生活や生活環境の変化により、頭髪にダメージを与えいわゆる「抜け毛」「薄毛」を促進してしまう状況が進んでおります。
抜け毛や薄毛になる脱毛の原因としては次の3点があげられます。
脱毛の原因
1. 皮脂の過剰分泌
頭皮の皮脂腺から分泌される皮脂が、過剰に分泌されると、毛穴が詰まってしまいフケや汚れが毛穴に付着してしまい、毛髪の成長、促進を阻害します。
2. 細菌による汚染
頭皮が汚れていると、フケが発生し、フケを餌とするフケ菌と呼ばれる常在菌が繁殖し、脱毛がすすんでしまいます。。
3. 毛母細胞の機能低下
頭皮を不潔にしたり、また逆にシャンプーのしすぎやヘアダイなどの毛染め、ストレス等が、毛髪の細胞血管の血流を低下させることが分かってきました。頭皮の血流低下をまねくと、頭皮だけでなく毛髪自体に栄養が行き渡らなくなり、毛髪の製造工場である毛母細胞が活発に働けなくなります。そして結果として脱毛を促進させる原因となっています。
そこで出てくるのは、育毛させるにはどうしたらよいかです。
育毛させるためには次の3つがあげられます。
育毛の3要素
1.頭皮を清潔にすること
2.頭皮の血行を良くすること
3.毛根神経の修復、活性をすること
上記1と2においては一般的に言われることであり、誰もが気をつければすむ問題点でもあるが、3の「毛根神経の修復」に関しては育毛剤を使って行うしかありません。
そしてこの「毛根神経の修復が育毛につながる」という結論こそが、私ども銀座毛髪科学研究所の長年の命題でもあったわけです。
「毛根神経の修復」がなぜ育毛につながるのでしょう。
それでは「毛髪の製造工場である毛母細胞と毛根神経の関係」が抜け毛の予防になるどころか毛髪の成長を促進し、育毛につながるのかをご説明いたします。
一般的に育毛剤は「毛母細胞を活性させる」を謳い文句にしていますが、毛母細胞は、いったん休止状態になるとなかなか活性せず、よくてももうぶ毛程度しか生えません。
その理由は、毛根神経への刺激が足りないからです。つまり一度頭皮トラブルや悪環境になり、毛根神経と毛母細胞を切断してしまった毛穴は、修復するのがほとんど困難なのことも研究の結果わかりました。
ですからいくら血行を促進したり、毛穴を清浄化しても、毛根神経を修復し、毛根神経と毛母細胞の結合をしなければ、髪は成長してもうぶ毛程度でとまってしまうわけです。
報告によれば
毛穴は消滅しているようで毛母細胞は死滅してはいません。特に特殊な製法で抽出された成分である「ヨウ化ニンニクエキス」に毛根神経を効率的に刺激する作用があるとのことでした。
もともとニンニクには体温をあたためたり、血流を活性する働きがありますが、この成分をヨウ素を用いて特殊な抽出方法で取り出すことで、抽出された「ヨウ化ニンニクエキス」を育毛剤に取り入れれば、大変有効なものになると確信するに至ったのです。
早速「ヨウ化ニンニクエキス」を用いた育毛剤を探し出したところ、都内のある有名美容室で販売している育毛剤を見つけ出しました。
そこの美容室をはじめ、美容業界では年間30万本以上の出荷本数があり、20年にわたり販売しつづけている事実も解明いたしました。
当研究所でも早速、男女128人のモニターの実験をさせたところ、実に97%もの人に育毛効果があらわれたのです。
これほどの効果があるとは私どもの大変驚きました。
以下はそのモニターの中でも著しく効果のでたかたの写真です。
髪の専門店だけあり、長年にわたり販売されつづけている育毛剤であるのもわかりました。
これほどの効果があるとのモニター試験により、「毛根神経が修復されると、毛根神経と毛の製造工場である毛母細胞が結合をし、育毛を促進する」という結果に至ったのです。
健康な毛髪は抜けると「痛い」。それは毛の根元に白いものがくっついているのをご覧になった方もいるかと思いますが、この白い部分が毛根神経とつながっているわけです。ですから無理に毛髪を抜くと「痛み」がありますのです。これは毛髪が毛根神経と結合している証拠なのです。
つまり「痛い毛」が抜ければまた生えてきます。
しかし抜けても「痛くない毛」が抜けると再生しないのです。
痛くない毛」というのは毛根神経と毛の製造工場である毛母細胞が切断されてしまっている状態であり、毛の製造工場である毛母細胞と毛根神経は一度切断されてしまうと、なかなか修復できませんでした。
切断された毛根細胞と毛母細胞を修復し、休止している毛母細胞を活性化し毛の製造工場をフル稼働させ、毛の成長を促進させる成分が「ヨウ化ニンニクエキス」だったわけです。
しかし現在美容室で販売されている育毛剤は、やや匂いがきつく、女性にとっては多少使いにくい点も同時に解明いたしました。
これは従来の育毛剤が『センブリエキス』などの育毛剤に使われる成分を、アルコール抽出するための匂いです。
育毛剤に配合される成分は、どれも強力なものばかり。効果のある強力な成分ほど「匂い」があるものです。
ですから、市販で売られている女性用育毛剤より男性用育毛剤より効果が劣るのは「匂い」をおさえるため、効果のある成分をたくさん配合できない理由もあったようです。
ここを解決すれば、「ヨウ化ニンニク」エキスの生薬の効果により大変有用な育毛剤になるとの結論をご報告いたします。
以上
ヘアサイクルの話 「なぜ髪は抜けるのか?」
それは私たち体にも寿命があるように、髪にも寿命があります。私たちの髪は全体で10万本ありますが、頭皮の1つの毛穴には、毛が1本から3本は生えていて、毛穴は全体で約3万から4万あると言われます。そしてその毛穴ごとにそれぞれ髪の誕生、成長、退化を繰り返し、やがて休止という抜け毛状態を迎え、3〜6年で髪は一生を終えます。
髪は1日に45本から90本は自然に抜けています。そして健康な頭皮では、平均して15%の毛穴が休止(脱毛)状態にありますが、残りの85%の毛穴には寿命を迎えていない毛や成長を続けている毛が多くあるため、見た目に『薄毛』にならないのです
またさらに髪は毛穴から抜けてもその根っこの部分が死んでしまうわけではありません。毛母細胞とよばれる毛の製造工場がお休みをしているだけなのです。
毛が抜けてから3〜4ヶ月ほどお休みをしてからまた毛を作り出し、3年から6年をかけて太い黒い髪を成長させてゆくのです。ですから毛穴から毛が抜けてもすぐに次の毛を作り始めるので、健康な頭皮であればヘアサイクルによって『薄毛』にはならないのです。
しかし、現実に『薄毛』になってしまうのはなぜなのでしょう?
その理由は、毛の製造工場である毛母細胞が4ヶ月たってもずっと休み続けてしまう毛穴が増え続けてしまうことに原因があります。
頭皮を不潔にしたりすると、毛穴からフケ菌と呼ばれる細菌が繁殖して、頭皮の血行を悪化させたり、皮脂が過剰に分泌され、5αDHTという男性ホルモンの分泌まで促し、毛穴に栓をしてしまいます。すると毛穴の根っこにある毛母細胞が休み続けてしまい、毛を製造しなくなってしまうのです。そうすると毛を製造しない毛穴がどんどん増えて、頭皮の地肌があらわれてしまうのです。これが、いわゆる悩みの原因になる『薄毛』の状態ということなのです。
Q1.頭皮が固いと毛は抜けやすいですか?
A1.頭皮が固いと脱毛しやすいですね。頭皮がつっぱると、毛細血管が細くなり頭皮の皮下脂肪も薄くなり、頭皮が固くなり、非常に脱毛しやすい状態になりますので、シャンプー後頭皮を十分にマッサージをしてください。
Q2.はげは遺伝しますか?
A2.はげが遺伝するのではなく、皮脂の分泌過剰などの生理的な条件が遺伝するのです。ですから日頃から頭皮をケアしていれば頭皮環境や毛穴環境を変えることはできます。特に毛根神経と毛母細胞を修復、結合できれば健康な髪が生えてきます。
Q3.フケ菌とはどのようなものですか?
A3.フケ菌とはいわゆるデモデクスブレビスとデモデクスフォリキュロラムの2種類が確認されています。皮脂の多い部分にはデモデクスブレビス菌が皮脂を餌に多く繁殖し脱毛の原因を作っています。。
Q4.毛穴に皮脂がつまったら、二度と発毛しないんですか?
A4.そんなことはありません。皮脂がつまった位で、毛穴の毛母細胞は死滅しません。あくまで休止活動のままになってしまうだけです。ですから1日もはやく毛穴を洗浄し、毛根神経と結合してあげることで、また毛の製造をはじめます。
Q5.ブリーチやパーマをかけすぎなのか、最緊急に毛が細くなり、分け目から地肌が見えるようになったのですが?
A5.本来ブリーチ剤やパーマ剤は地肌につけてはいけないものですが、毛が細くなったり、地肌が見えるというのはあきらかに薬剤による脱毛の進行と、毛母細胞の休止状態が続いている毛穴が増えていると思われます。頭皮の環境を至急に変える必要があります。
|